コメニウスの著作は、言及されることは多いものの、日本語で翻訳出版されている著書はそれほど多くはない。

出版されているもの

コメニウスの著作で日本語に翻訳され出版されているのは、以下の著作である。
鈴木秀勇 訳 『大教授学1,2』明治図書1962
藤田輝夫 訳 『母親学校の指針』玉川大学出版部1986
井ノ口淳三 訳 『世界図絵』ミネルヴァ書房1988
3’井ノ口淳三 訳 『世界図絵』平凡社1995
4藤田輝夫 訳
相馬伸一 監修
 『地上の迷宮と心の楽園』東信堂2006
5太田光一 訳 『パンパイデイア 生涯にわたる教育の改善』東信堂2015
6太田光一 訳 『覚醒から光へ:学問、宗教、政治の改善』東信堂2016
7太田光一 訳 『パンソフィア 普遍的知恵を求めて』東信堂2020
8太田光一・相馬伸一 訳 『パンオルトシア 世界会議の創設』東信堂2020
9太田光一訳 『大教授学』東信堂2022

藤田訳の私家版

 ただし、故藤田輝夫が、コメニウスの主要著作のほとんどを生前に日本語に翻訳した。それらの翻訳のいくつかは『日本のコメニウス』に随時掲載されているが、大部分はワープロで印刷された私家版の状態となっている。

  藤田輝夫による翻訳一覧
  (チェコ語特有の文字がうまく印字されないのはご容赦願いたい)


up date October 20, 2016, revised November 20, 2020